ターミナルで作業しているとき、「このコマンドどう書くんだっけ」と手が止まることが増えてきました。 毎回ブラウザでドキュメントや Stack Overflow を探しにいくのが面倒で、何かいい方法はないかと調べていたところ、GitHub Copilot CLI というものを知りました。

Copilot CLI ってなに?

GitHub CLI(gh)の拡張機能として動く AI アシスタントです。 ターミナル上で自然言語を入力すると、やりたいことに合ったコマンドを提案してくれます。

使い方は大きく 2 つあります。

  • gh copilot suggest — やりたいことを伝えてコマンドを提案してもらう
  • gh copilot explain — コマンドの意味を説明してもらう

「git の特定コミットからファイルだけ取り出したい」とか「ポート使用中のプロセスを調べたい」みたいな、うろ覚えの操作を聞くのにちょうどいいと思いました。

セットアップしてみる

まず GitHub CLI(gh)が必要なので、インストールされていない場合は先に入れます。

# macOS の場合
brew install gh

次に GitHub アカウントでログインします。

gh auth login

Copilot CLI の拡張をインストールします。

gh extension install github/gh-copilot

ここまでは特に詰まりませんでした。

実際に使ってみる

インストールが終わったので、さっそく試してみます。

gh copilot suggest "ポート8080を使っているプロセスを調べる"

しばらく待つと、以下のようなコマンドが返ってきました。

lsof -i :8080

シンプルですが、これで十分です。オプションの説明まで添えてくれるので、コマンドの意味を理解しながら使えます。

続いて explain も試してみました。

gh copilot explain "find . -name '*.log' -mtime +7 -delete"

7日以上前の .log ファイルを削除するコマンドだと説明してくれました。 見知らぬコマンドをそのまま実行するのは怖いので、こういうチェック用途にも使えそうです。

使ってみて感じたこと

良かった点として、ターミナルから出ずにサクッと聞けるのが便利でした。 ブラウザを開いて検索して戻って……の手間がなくなるだけで、集中が切れにくくなります。

気になった点は、提案されたコマンドをそのまま実行する前に自分でも確認する必要があるという点です。 AI が生成した内容なので、環境によっては意図しない動作になる可能性があります。 explain で内容を確認してから実行するのが安全です。

また、Copilot の使用にはプランに応じたリクエスト制限があるため、気になる人は使いすぎに注意が必要です。

まとめ

Copilot CLI は「ターミナルに居続けながら AI に聞ける」のが一番の強みだと思います。

  • インストールは gh extension install github/gh-copilot だけ
  • suggest でコマンドを提案してもらう
  • explain でコマンドの内容を確認する

コマンドに慣れていない操作や、うろ覚えのオプションを調べるのにちょうどいいツールでした。 しばらく日常の作業で使いながら、使いどころをもう少し探っていきたいと思います。